第一話 専業主婦29歳 あきらの場合

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2年程前の話です。

私の名前は、あきらと言います。

29歳で、パートをしています。

主人が毎日残業で遅く、夫婦生活らしいことは、もう何年もしていません。

毎日の生活に潤いを感じなくなった時、ふとインターネットの片隅に、テレフォンセックスの文字が見えました。

ちょっとした好奇心で覗いてみると、たくさんの男性がお相手を探していました。

この場所でなら、私も女性として見てもらえるかもしれないという気持ちと、実際に体を重ねる訳ではないという気持ちから、ツーショットダイヤルに登録してみることにしました。

ツーショットダイヤルで初めて男性と電話

登録内容には、出来るだけ素直な気持ちを書き込みました。

暫くエッチをしていないこと、言葉で優しくリードしてほしいこと、少し過激なことにも興味があることを記載しました。

少しすると、電話が掛かってきました。

緊張しながら「もしもし」と声を掛けると、とても落ち着いた様子で、返事をしてくれました。

声の雰囲気は、阿部寛さんに似ていました。

簡単に挨拶を交わした後、お互いのことを話しました。

年齢は35歳であることや、デザイン関係の仕事をしていること、不倫や金銭に関係なく、お互いに楽しめればそれで良いということでした。

自分からテレフォンセックスのお誘い

話しているうちに打ち解けていき、私の方から「触ってくれませんか？」と、聞いてしまいました。

相手も合わせてくれて、「どんな風に触ってほしいの？」と、聞かれます。

「久しぶりだから、優しくしてください。」と言うと、まずは胸の周りを焦らすように優しく触るように言われました。

暫く感じていなかった感覚に、自然と喘ぎ声が出てしまします。

「可愛いよ。うん、もっと感じて。」と囁くように声をかけられ、自然と手が胸の頂きの方へ伸びていきました。

私の雰囲気を察してか、「まだ、触っちゃダメ。」と遮られてしまいます。

私は疼いた体をどうにかしたくて、「どうしても触りたい。」と言うと、「もう少しだけ待って。焦らされてる声、凄くイイ。」と、相手も興奮している様子でした。

焦らされながらのテレフォンセックスに興奮

お互いに興奮していることが伝わってきて、気分も益々上がっていきます。

「たくさん我慢した分、舐めてあげる。今、乳首はどんな風になってる？」と、聞かれました。

私は改めて自分の姿を見ると恥ずかしくて、「言わなきゃダメ？」と、聞きます。

「教えてくれたら、最高に気持ち良くしてあげる。」と言われ、私は思わず、「凄く、硬くなってる。早く触ってほしいって、我慢できないって。」と、切ない声で答えます。

男性は満足そうに「可愛い。」と、言ってくれました。

「自分で触りながら、どんな風に舐められているか、想像してごらん。」と言われ、吸い付きながら舐められている想像をしながら、触りました。

焦らされた分最高に気持ちが良くて、胸だけでイッてしまいそうになりました。

声も、自然と高くなっていきます。

私の声を楽しそうに聞きながら、「イきそうなの？でもまだ我慢ね。もっと触ってほしいところ、あるでしょ？」と、言われました。

ドキドキしながら返事をすると、「もっと他の言い方があるよね？」と、意地悪な言い方をされました。

でも我慢出来なくて、「やだぁ。お願いだから、触って？私のこと、めちゃくちゃにして。」と、懇願しました。

男性も満足した様子で、「じゃあまずは、下着の上からね。気持ち良いところ、触ってごらん？ゆっくりね。」と、言ってきます。

まだ焦らされている感覚に、おかしくなりそうでした。

想像以上の快感に放心状態に…

言われた通りに触っていると、何度もイきそうになって、自然と体が跳ねてしまいます。

声を荒げながら、どんどん感じていきました。

相手も益々興奮し、息遣いも荒くなります。

久しぶりに聞く男性の荒い息遣いに、自然と胸がときめいてしまいました。

相手も我慢できなくなったようで、「挿れていい？」と、聞いてきます。

今まで焦らされてばかりで、私も我慢の限界でした。

「早くちょうだい。太いの、ほしいよぉ。」と、恥ずかしげもなく答えると、「自分の指を、僕のだと思って思いっきり挿れて。」と、言われました。

やっと欲しかった感覚に、体中に電気が走ったようにイきました。

頭が真っ白になっていると、まだ指を止めてはダメだと言われます。

言われた通りに指を再び動かすと、イッてしまった後ということもあり、気持ちいいということだけしか頭にありませんでした。

何度も奥に指を擦り付け、最後はお互いにイッてしまいました。

私が余韻に浸っていると、「凄く良かった。」と言われ、私も最高に気持ち良かったと微笑みながら言いました。

彼とのテレフォンセックスの虜に

2年経過した今では、お互いの電話番号を交換し、時間が取れた時にテレフォンセックスをしています。

私の体は知り尽くされ、どこが気持ち良いのか解っているように導いてくれます。

私は彼から、離れることができません。