第五十四話 28歳OL エリカの場合
30手前彼氏無しで働き詰めで出会いも無し。
そんな時に気の合う異性を見つけた時には、既にアソコが濡れて卑猥な妄想をしている女も少なくない。
今日の女、エリカ(OL28歳)もその一人。
SNSのオープンチャットで動物好きという共通点である一人の男性と仲良くなっていく彼女。
しかし寂しさのあまり、普段の自分ではありえない破廉恥な事を聞いてしまうのであった。

彼女と出会ったのは、SNSのオープンチャットだった。
動物が好きな僕は、動物愛好会のオープンチャットに参加して、そこに投稿される可愛い動物たちの写真を見ては日々癒されていた。
その日は休みの日だったので、夜にベットに横になりながらオープンチャットに投稿された可愛い動物たちを眺めて一息ついていた。
SNSのオープンチャットで話かけてくれた一人の女性
するとある女性から友達追加され、すぐにトークが送られてきた。
「アイコン、飼い猫ですか?私も同じ猫を飼ってるので思わず話しかけちゃいました!」
彼女の名前はエリカ。
僕のアイコンにしている猫に反応して、友達追加してくれたようだった。
アイコンの猫は飼い猫ではないこと。
けれど動物は好きなこと。
エリカは猫を飼っていること。
自分が男性であること、エリカが女性であること。
ひょんなことからトークを続けていくうちに、ものの数時間でいつしかお互いの事を教え合っていた。
エリカは28歳独身で都内に住むOLだった。
物腰が柔らかく、優しいのがトークの文面からでも伝わる。
数時間だけのやりとりで、僕は彼女に惹かれるものがあった。
「声、聞いてみたいな。」
お互いの身の上話や動物トークに花を咲かせていたとき、彼女から急に電話の提案があった。
SNSで仲良くなっていた女の子と初めての電話
彼女の居ない僕は踊る心を落ち着かせ、これはただの暇つぶしだ、相手も興味本位で言ってきているだけ…と言い聞かせ、けれどどこか淡い気持ちを抱きながら通話ボタンを押した。
エリカは2コールですぐに出てくれた。
「あれ!本当にかけてくれた!すみません、急に友達追加しちゃって。」
はにかむ彼女の声は想像よりもずっと可愛く、そして艶やかだった。
「お話ししてるうちに、なんだか素敵な人だから仲良くしてみたいなと思って。それに…寂しくて。」
彼女は喉の奥から小さく吐息した。
「寂しいって?良い人はいないの?」
僕のありきたりな質問に笑った彼女は続けた。
「彼氏なんていたら、1人で猫飼わないよ。…今、ベッドで1人でいるの。」
可愛いエリカの声を聞き、そして彼女が1人でベッドに横たわる姿を想像し体が熱を持った。
どうしてだろう、実際に目の前に女性がいるよりも何倍も興奮した。
声しか分からないエリカに、急に押し倒された気分だった。
「TELエッチしたことある?」
エリカは唐突に聞いた。
僕は「いや。ないけど…したいの?」と煽った。
エリカは少しはにかんだ後、黙った。
初めての電話でいきなりテレエッチに誘ってくる28歳OL
そして数十秒後、彼女は甘く切ない喘ぎ声を小さくあげ出した。
布が擦れるような音がする。
彼女が自分の体を触っているのが音でわかる。
ものの数時間前まで可愛い動物を見ていたはずなのに、どうしてこんな事になっているのか僕にも理解できなかった。
けれど初めて押し寄せる衝動に、僕自身の欲求も抑えきれなくなって居た。
僕はエリカを気持ちよくさせてあげようと、体を触るように指示した。
まずは胸…。
エリカは最初こそ恥ずかしがったが、嬉しそうに喘ぎ声を上げた。
そしてお腹から下に手を這わせ…パンティに手を入れるように指示した。
エリカの声は一層大きく切なくなった。
可愛い子犬のような鳴き声をあげて、電話からは液体が絡むような音が聞こえてくる。
僕もエリカを感じたくて、激しく扱いた。
「エリカ…初めてだよこんなの…でも、気持ち良いよ。」
僕はエリカに言った。
お互いのオナニーしている所を想像して絶頂へ
エリカは照れ笑いして、より一層激しく喘いだ。
エリカの呼吸のリズムは早くなり、絶頂に達しそうなのが苦しいほどに伝わってくる。
僕も合わせて激しく動かした。
声しか分からないのに、相手の体温が伝わってくるようだった。
エリカが大きくのけ反ったのだろう、少し声が遠くなり「ごめん!イク!イク!」と鳴いた。
そして2人は果てた。
エリカの可愛い呼吸がハァハァと受話器から聞こえる中、天井をぼーっと見つめた。
エリカは「好きになっちゃったかも…」とイタズラに笑いながら僕に言った。
それから数ヶ月に1度ペースで、エリカと連絡を取り合い、夜は電話で激しく愛し合う関係になった。
実際に会ったことはないが、僕たちはTELエッチの虜だった。
そしてそんな甘い関係は、お互い独身を持て余す今、もう少し続きそうだ。