第四十五話 ОL20代半ば アイ子の場合
変態的な性を持った人とは、存外に少なくないのかもしれない。
今回電話をかけてきた女、アイ子はまさにそんな女であった。
なんと彼女は自身の職場からエロ電話をかけてくる変態であったのだ。
なんでも職場の上司から受けるセクハラで身体が発情してしまうというのだ。
周囲には内緒でトイレにこもり、パンティーの上から性器を愛撫する女。
間違いない、こいつは変態にしてM女だ。
激しく言葉で責め立ててやると彼女はなんとも可愛らしく身もだえてくれる。
言葉と言葉で堕ちていく彼女は、魅力的な快楽に染まっていく。
俺、40代のバイト暮らし。
実家住まいだから成せる芸当だ。
実家は農家をやっていて、俺も気が向けば手伝う孝行息子って訳だ。
将来的には農業を継ぐかもしれないが、弟が実権を握り始めてることが若干気に喰わんけどな。
俺の初動は遅い。
バイトが休みともなれば昼過ぎ起床も基本のルーティーンとなるだろうか。
幸せなことにアッチの方も衰えを感じることはなく、いまだに朝勃ちをしてることも少なくない。
そして布団の中でシコシコ朝一番を搾り出してからというのも常だ。
そんな話。
今から数か月前のある休日。
肌寒い朝でムラムラにはもってこいの気候だ。
布団からも出たくない。
ただ朝と言っても昼。
俺の朝は遅いのだ。
ちょっと贅沢に朝一番を搾り出したくなり、
「ラブトーク」というツーショットダイヤルでオカズと相手を探すことにした。
プロフ再生などで女の声を聴くだけで結構興奮してくる仕上がりだ。
しばらくするととコソコソと話してくるオンナと繋がることになった。
もっとはっきりしゃべれよと思ったりもした。
しかしとんでもない場所からの参戦だったのだ。
トンデモない場所とは職場のトイレから。
OL曰く、上司にセクハラが横行している職場らしく初めは本当に嫌だったのだが、ここにきて感じてしまうようになったとのことだ。
そしてセクハラからの悶々をトイレに籠ってオナって解消してるのだそう。
その内ツーショットダイヤルで手軽な相手を探してテレHをする癖が身に着いてしまったようだ。
職場から電話してくる変態M女
少しOLのオンナのことを紹介。
名はA子、歳は20代半ば、コソコソな話声なので性格は分かりづらいが、どこかMっぽく優しい口調でオトコのスケベ心を擽ってくるタイプに思える。
ちなみにカップサイズはEとのことだ。
現場に話を戻すと聞こえてくる音の中には周囲のものかと思われる音が混じっており臨場感がある。
A子は休憩の合間を縫って参戦しているため時間がない。
だから手っ取り早く始めたいムードがプンプンしていたのだ。
A子から発せられるのはすべてエロ。
「ワタシ、もうヌレヌレなんです」
「パンティの上から触ってもいいですか?」
「あっん」
少し始まってるじゃないか。
俺も即盛り上がりたいのは山々だったんだけどな。
ちょっと意地悪したくなってよ。
「ダメだ、触るの禁止」
強めの口調で言ってヤッタ。
A子「はいっ」
驚いた口調でビックリした様子。
だけど俺には確信があったA子はドスケベMであることを。
続けて
「スケベなやつだなぁオイ」
「セクハラってのもお前が誘ってるんだろうが」
A子「あんっ」
「はいっ、スケベです」
はいビンゴ。
リアクションの早さがよな。
A子の声はアヘ声になってるじゃないか。
俺、変なスイッチが入っちゃって自分でも分からないくらいにA子を言葉責めにしてしまった。
しかし聞こえてくるのはA子の
「んっんっ、はぁはぁ」
「おぅおおぉん」
感じちゃってるんだよな。
そろそろA子も休憩が終わるって言うんで解放してやったがな。
変態女との電話が終わって…
A子とのやり取りが終わって気づく、俺がイってないじゃないか。
ただ股間に変な感触がある。
見てみると信じられないくらいの量のガマン汁が亀頭から糸を引きパンツにこびり付いていた。
そんな出会いからしばらくしてA子からラブコールを受ける。
俺に責められたことが忘れられないんだとさ。
スケベな言葉を聞くだけで脳イキするタイプらしい。
A子が俺の変な才能に気づいてくれたことが少し嬉しかった。
そして俺はまたA子を言葉で責めていく。
かなり凌辱する言葉を使って。
いやむしろその方がA子にとっては最高のご褒美となるらしい。
その都度繰り返される、A子のアヘ声に俺も夢中なのである。
最高の責められ上手であるA子。
そろそろ出会いたいのだが、近い内に誘ってみようか迷っている。